突然ですが。
血液型はせいぜい性格や相性占いていどなのに、天中殺は災いを避けようがないだの、物の怪がくるだの、96%が離婚だの、これだけ恐怖心をあおる内容にしては単純すぎはしませんか。
人間が六つのグループに分かれていて、その全員が天中殺期間になにかすればとんでもない目にあうというのです。
たとえば受験の場合、ほとんどの人は、希望校かどうかは別としても、自発的に高校や大学を選んでいるはずですから、天中殺に入っている人は全員落第するはずです。
受験の合否をこれほど単純に推定できるなら、天中殺の効果について、なんらかのデータが出てもいいはずなのに、どの本をひっくりかえしても、せいぜい高尾氏の解釈をまちがえた離婚のデータしかありません。
あとは、有名人のミスや失敗を天中殺で説明している例をあげている程度です。
すでにおきてしまったことを自分の占いに当てはめて説明するのは、占い師の本によくあることです。
これはとてもずるいやり方です。
おきてしまったことを説明するのは、占いを使わなくてもできます。
自分の占いが正しいというなら、未来を占うべきでしょう。
しかし、その未来を天中殺で占った和泉宗章氏はみごとに予言をはずして、占い師を廃業しました。
弟子が、高尾氏の教えた天中殺を用いて予言をはずしているのだから、師匠として、どこがまちがっていたのかを説明して、また正しく占うとどうなるのか、模範を示すべきでした。
さんざん怖い怖いと脅かしているわりには、実体がともなっていません。
これでは怖い六種類の天中殺は竜頭蛇尾で、しかもでっかい張りぼての竜の頭とミミズほどのしつぼです。
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