九州から世界遺産を目指す・・・沖ノ島と関連遺産群
福岡県
4~10世紀の大和王権及び律令国家の時代、東アジァ世界との交流に際し、航海の安全を祈願して国家的祭祀を行った地が沖ノ島である。
沖ノ島は玄界灘に浮かぶ周囲4km足らずの小島だが、日本と大陸との航路において荒ぶる海を鎮める祭祀場として重要な位置にあった。
奉納された貴重品や文物約8万点が出土し、「海の正倉院」ともよばれる。
こうした祭祀にかかわる遺構と、祭祀を支えた有力氏族の胸形氏に関連する遺産群、そして今も守られ受け継がれる沖ノ島信仰は高い価値を有する。